2月9日(金)

待ちに待った単独初来日。
初来日時のFUJI ROCK FESのステージは短く、RAMMSTEINらしいものではなかった。
今回は単独だが、室内。ドイツやアメリカと違って、室内で火は使えるのだろうか?
消防法は?FUJI ROCKの時のようなステージになってしまうのか?
(FUJI ROCKも楽しかったが、世界中で繰り広げられている彼ら独特のステージではなかった。)
しかも大阪・東京ともにSOLD OUTはしていない。
特に大阪のチケットの売れ行きは悪く、発売からかなり経っての購入でも200番台という話も聞いた。
ステージが始まって3列くらいしかいなかったら、彼らは再来日をしてくれないのではないか?
早く終わってしまうのでは?
かなりの不安で大阪まで行った。

現地に着き、ろったさん・ツージー・ゆいちゃんと合流。
初対面だが、いつも掲示板にきてくれているので、ちょっと緊張しつつもすぐに打ち解ける。
とりあえず、ホテルで待ってみようということで移動。
日本での人気を考えるとちょっとびっくり(失礼!)の高級ホテル。
SMASH太っ腹〜と思いつつもびっくり。なんて失礼な私(笑)
結局メンバーには会えず、ライブ会場のBIG CATへ。
この寒い時期に半袖はつら〜い!

会場が始まり中に入ると、誰か私の肩をたたいてる人がいる?
振り替えるとドイツ人(多分)スタッフ。
バックステージパスを手渡された。
どうやら先着で配ってるらしい。
私の前に並んでた人は渡されてたのかな?
バックステージパスを渡されたのは始めてだったので、かなりの興奮&喜び。
ライブ前にうろうろしてるアーティストに会ったことはあるけど、楽屋に行ってサインをもらえるなんて!!!
でも今はそんな場合じゃなく、早く最前とらないと!って走っていったら、誰もいなかった・・・(^_^;)
ろったさんはRichard側に、私はもちろん!Paul側に。
一人で見るのもつまらないので、隣の人に話しかけてみる。
私と同じように東京から来た人たちだった。しかも話してたらシングルボックスを持ってることが判明! 持ってる人と初めて会いました(笑)
お互い私よりマニアがいた、と言い合う。

始まる前の1時間は、かなり緊張して長く感じた。
私のいた場所はPaulとTillの間のライトが無い所。
ここならRichardやOliverが目の前に来るかもしれない。
それにしても見に来る人が少ないなぁ・・・よく見ると外国人の姿も。ドイツ人? わざわざ日本まで来たのだろうか?
オーストラリア・日本ツアーは通常のツアーとはちょっと違うため、新曲が聞ける。
ドイツのツアーは5月からだし、アルバムが出るのは4月2日。
早く聞きたい気持ちは分るけど、すごいなあ〜ひたすら感心。
ドイツ人はちょっと待てばいっぱいツアーもやってくれるだろうし、私としてはうらやましいけど。でもさすがドイツ。おじさんが多い(笑)

とうとう"RAMMSTEIN"の前奏が始まった!
メンバーが次々と出てくる〜
もう私の目はPaulに釘付け(笑)
いつTillが出てきたのか、全然気がつかなかった上に、 80kgの点火装置付コートに着火する所を見逃した〜(>_<)
ちなみに初来日時にはライターで火をつけてました。(笑) しかもなかなかつかなくて熱そうだった。
話はずれるが、RAMMSTEINのライブはいろんな匂いがすることに気がついた。
これは前の方にいた人しか分らないだろう。ライブに来た特権かもしれない。
最初のにおいは、アルコールランプのような匂いがした。 具体的に言えば、コンビニとかに売ってる昔ふくらませて遊んだゴムの匂い。 プチバルーンだっけ。 接着剤のような匂いのしたアレである。
Asche zu Ascheの前も匂いがした。
スタッフがゲル状のものをアルミホイールでくるまれたマイクスタンドに塗っていた。
既に塗られているとばっかり思ってたけど、直前に塗るとは。
※ここまで書いて分るとおり、私には集中力が無い。
大好きなバンドのライブさえ、ふとした瞬間に関係ない所を見てしまう。
だから肝心な所を見てない時も・・・
1曲目のRAMMSTEINが終わり、2曲目は何だろう?と思った瞬間、行進の音。
新曲のLinksだ!!!でもまだ周りは分ってないようだ・・・ちょっとさみしい。
行進の音に合わせて歩き回るメンバー。
アメリカではナチスを思わせるとのことで、この曲がかけられないらしい。
確かにドイツで行進といえばナチスだわ(笑)
初めて見る演奏シーンで感動!
やっぱりRAMMSTEINはかっこいいな〜と再認識。
使う火薬の量も半端じゃないけど、それ以上にRAMMSTEINはすごい。
へぼなバンドが火とか火薬使ったって、全然かっこよくないもんね。
TIERも終わり、次はBESTRAFE MICH。
黒い鞭を手に出てくるTill。
鞭の握りの部分をよく見ると・・・!!!
ビデオだと全然気がつかなかった〜(>_<)普通の棒状だと思ってたのに。
それにしてもサスペンダーはいただけないわ(笑)
しかもシマシマ。ついでにウエストのとこがちょっとほどけかかってる(笑)
Paulの腕組みも素敵〜(^^)
WEISSES FLEISCHでは足から花火が!
・・・って、あつ〜い!!!
熱くない花火じゃ無かったの???熱くないのでもこんなに熱いの?なんでPaulはばりばりに浴びてて平気なの?
ちょっと尊敬。
凄い煙でステージだけじゃなく会場がまっしろ。
でも煙のせいでライトの効果がますますかっこいい。
Paul&Richardと一緒に「FLEISCH!」と叫ぶ。
気持ちいい〜やっぱり家で一人で叫んでるよりも楽しいわ♪
そしてFLAKEダンス。細い・・・ みんなFLAKEにくぎづけ。 私はFLAKEを見つつ、ほかのメンバーの観察(笑) けっこうぼーっとしてるんだね・・・
SEHNSUCHTでは頭にマイクを打ち付けるTILL。 なかなか血が出て来ない・・・(笑) 曲も終わり、前に出てくるPaul。 ってことは次はASCHE ZU ASCHEだ! この曲かなり好き!携帯の着メロにもしてるくらい好き。
途中スタッフがマイクスタンドにゲル状の物を塗り、点火。燃え上がる炎。
火の勢いが強すぎたのか、Paulはちょっと笑ってる。 次の曲はHEIRATE MICH。
実はこの曲は私がRAMMSTEINを好きになるきっかけとなった曲だ。(もちろんLOST HIGHWAYのサントラで)みなさん、「ハイ」は3回です。 4回いうと恥ずかしいので周りを見て回数を理解してください〜(>_<)
デビュー曲のDU REICHST SO GUTが流れる。 この曲を聴くといつもPVの映像が頭をよぎる。
DU REICHST SO GUT 98ではない、オリジナルのほうのPV映像。 興味のある方は見てください。私は最初見たとき大笑いしました。
そしてDU HAST。さすがに一番盛り上がる。
今回はちゃんと電話を持って歌ってる。 前回は見られなかったこんなところがうれしい。 最後に電話を後ろに投げて爆発した時に、どうやら照明がこわれた(?)ようだ。
そしてキーボードを持ってくるスタッフ。
RICHARDがキーボードを弾きだす。そして点火。 もちろん曲はBUCH DICHだ。 このRICHARDキーボードの長さはTILLとFLAKEが準備によって 決まるのかな? やたら長いときがあるのは準備がスムーズに出来なかったから? とかいろいろ考えてしまう。
次のイントロは・・・口笛だ!ENGELだ〜
昔のビデオ見るとちゃんと吹いてたみたいだけど、今は全部サンプリングなのね。
出だしに間に合ってなくてもちゃんと音は流れる。
(ちなみに昔のビデオだと音がかすれたり、高い音が出なかったりしてる)
FUJI ROCK FESでは、女性ボーカル部分はサンプリングだった。
でも今回はなんとTillが歌ってる!ちょっとこわい。

いったんメンバーは引っ込むが、いつものこと。何もしなくてもアンコールに出てくる(笑)
アンコールの曲は何だろう?これまた通常は2曲くらい。
再びメンバー登場。曲はニューシングルのSONNEだ!
めちゃくちゃかっこいい・・・やっぱり大阪まで来て良かったなぁ(涙)ドイツ語の数を覚えなくちゃね。
最後の曲は、WOLLT IHR DAS BETT IN FLEMMEN SEHEN?だ。
手にはいつものピストルのようなものをつけている。
間奏で発射!凄い音!!!
最後には火炎放射。まさかこの狭い室内で、火炎放射をやるとは。
しかも凄い熱い。熱気が伝わってくる。キャンプファイアーを思い出した。顔が熱い。
これはただ熱いの一言!
TillはPaulに向けて火炎放射を!避けるPaul。
Paulが焦げないかちょっとひやひや。
なんとなくたんぱく質が燃える匂いが・・・?Paulの髪が燃えたかも(笑)
曲も終わり、メンバーはステージを後に。
終了の音楽が流れる。
人が少なかったからか、押しも少なく、ダイブもない楽なライブ。
SLIPKNOTのような暴れまくるライブも楽しいけど、気持ちよくライブが見れた。

明るくなったのでRichard側のろったさん達の方に。
セットリストを見せてもらう。
この後は念願のバックステージだー!
ロッカーから荷物を出した後、バックステージへ入れてもらう。
廊下にステージ衣装が置いてある!喜びで写真を撮るのを忘れた!残念〜
ちなみに今回のステージ衣装はビデオのものとちょこっと違うものだった。 全員が新しかったわけじゃないけど。
廊下で待ってると、PaulとRichardが!
シャワーを浴びに行くらしい。シャワー室はちょうど私がいた所の後ろ。
しかも鍵かけてないみたい(笑)
覗こうかと思ったけどやめました。
二人がシャワーから出た後くらいから、メンバーが続々と廊下に出てきてくれて、 サイン&写真大会の始まり。
私もさっそく一番近くにいたTillにサインをもらい、一緒に写真を撮ってもらう。 CHRISTOPHは私のコンタクトを見て「COOL!」と誉めてくれた(^^) メンバー全員にサインをもらい、SCARY MONSTERSのURLを載せたカードをメンバーに配る。 喜んでくれたようだ。 写真もとってしまい、ちょっと暇だったので同じく暇そうにしてるFLAKEに 携帯の着メロを聞かせる。 最初は何の曲かわからなかったみたいだけど、やっとASCHE ZU ASCHEのイントロってことを分かってくれた。「TOO FAST!」って言われた・・・だって調節できないのよ〜(>_<) RICHARDにも聴いてもらった。喜んでくれたみたい。
暇なのでバックステージにあるお菓子を食べる(笑)そしてビールをもらって飲む。(笑)通訳さんとおしゃべり。美人のドイツ人だ〜(^^) なんでドイツのバンドを知ってるの?私知らなかったよ〜っていわれた(笑) 去年のフジロックのお話をしたらびっくりしてた。かかったお金をいったらもっとびっくりしてた(笑)優しい人でそれをTILLに通訳してくれ、TILLは「じゃあ君にお金をあげよう」といって、ニュージーランドのお金をくれた(笑) 通訳さんのすすめでお札にサインをしてもらい、うきうき♪やっぱり大阪まできてよかった〜
明日が楽しみ!

セットリスト
・RAMMSTEIN
・LINKS
・TIER
・BESTRAFE MECH
・WEISSES FLEISCH
・SEHNSUCT
・ASCHE ZU ASCHE
・HEIRATE MICH ・DU RIECHST SO GUT
・DU HAST
・BUECK DICH
・ENGEL
---------------------------
・SONNE
・WOLLT IHR DAS BETT IN FLAMMEN SEHEN?